インフルエンザの患者報告数は、宮崎、沖縄、熊本が、現在の全国ワースト3。九州で大流行のようです。
熊本市では先々週から警報レベルとなり、近隣の小中学校では、学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいます。
学級閉鎖は、流行の拡大をくい止めるために有効な措置ですが、さまざまな問題もあります。
不足する授業時間をいつか埋め合わせしなければならないし、子どもが休めば家庭への影響もあるでしょう。
最悪なのは、学級閉鎖が終わった頃になって、インフルエンザに罹ってしまう場合です。
児童がインフルエンザに罹ると、「解熱の2日後」かつ「発症の5日後」までは出席停止というキマリです。
下熱しても体内にウイルスが残っているため、ある程度の期間は、他人への感染力があるからです。
しかし、早々と元気になった子どもは、学校にも行けず、何日も自宅で暇をもてあますことになります。
そこで考えたんですが、元気なら登校させたらどうでしょう。ただし、元のクラスに戻るのではありません。
インフルエンザ児童専用のクラスをつくって、そのようなお子さんを集めて、授業をするのです。
さいわい今流行しているインフルエンザは、ほとんどがA香港型。みんなを一緒にしても問題ないでしょう。
学級閉鎖中のクラスが空室なので、その部屋を利用しましょう。
というわけにも、いかないでしょうね。失礼しました。
しかし、登校停止期間を杓子定規に日数で決めるのには、疑問を感じます。やはり病状を考慮すべきです。
高熱が続いたのか、すぐに下熱したのか、あるいは最初から微熱だったのか、経過には個人差があります。
ワクチン接種歴や、インフルエンザ治療薬開始のタイミングによっても、ウイルス排出期間は異なるはず。
そういった事情を考慮して、医師の総合的判断で、出席停止期間を決めても良いのではないでしょうか。
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コメント
コメント一覧 (1件)
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こんにちは。
いつもブログ楽しく拝見してます。
私の主人は小学校の教諭をしてますが、勤めてる学校もインフルエンザで学級閉鎖になっています。それより問題は、先生たちが一度に7人もインフルエンザになり、学校を休み、授業どころではないと聞きました。しかし、子供と違って、教師はインフルエンザになろうと、2日間しか休めず仕事にいかないといけない決まりになってるようです。それでは子供たちにもインフルエンザが拡散すると思うのですが、、、。