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10月から2ワクチン開始

インフルエンザの予防接種のネット予約受付を、一昨日から始めています。もうそんな季節になりました。
今日はかなり暑かったですが、もう北九州市など一部では、インフルエンザの患者が出始めているようです。
接種は10月1日からの予定です。ワクチンの仕入れ値が昨年と同じなので、接種料金も昨年と同額にしました。
当院開院当初は、市内有数の低料金で接種していましたが、徐々に改め、昨年からはほぼ他院並みです。
あまり安すぎると、日頃かかりつけでない方が大勢おしかけて、かかりつけの方が接種しにくくなるからです。
ワクチンの納期はまだ決まっていません。たぶん9月末までには届くはず。これは毎年ギリギリなのです。
国がワクチン型を決定したのが6月7日。流行型を予測するので、あまり早く決定できない事情もあります。
各メーカーは、それから急いで作り始めるため、どうしても発売が9月下旬になるのです。
万一、製造したワクチンが国家検定にパスしなければ、納期が大幅にずれ込んでしまいます。
以前、私が発注したワクチンの初期ロットが検定にパスせず、慌てて他社の製品を発注したことがありました。
とくに昨年は、化血研のインフルエンザワクチンの出荷が大幅に遅れ、大混乱しました。
今年も化血研の製造が遅れていますが、その分、他メーカーがカバーして増産体制なので、問題はなさそう。
10月からは、B型肝炎ワクチンの定期接種も始まるので、予防接種の希望者が混み合うかもしれません。
それにしても、国はどうして、新しい定期接種を10月から始めるのでしょう。水痘ワクチンもそうでした。
インフルエンザワクチンの接種と重なって混乱必至だと、気付かないのでしょうかね。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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