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耳うどんしてチャリ通勤

Appleの「AirPods」を、遅ればせながら買いました。例の、耳から白い棒が突き出たようなイヤホンですね。
自転車通勤のとき使うために、これまでいろんなイヤホンを買って試してきましたが、やっぱコレがいい。
なにしろコードレス。何も引っかかりません。ただそれだけで、これほど快適とは思いませんでした。
交通安全も、大丈夫。音楽の音量を上げすぎなければ、周囲の音はよく聞こえます。そこは考えて作ってある。
あ、いや、自転車運転中の装着は、積極的にはお勧めしませんよ。いちおうその点は強調しておきます。
ワイヤレスイヤホンを作ってるのは、なにもAppleだけじゃありません。
でもたとえばソニー製は、良いデザインだけど常識的。あまりにも常識的。Appleのように思い切れてない。
なにしろAirPodsは、耳から「うどん」だし、専用ケースに出し入れする様子は「チンアナゴ」ですから。
その未来的(奇抜)な外見(とくに装着時)ゆえ、AirPodsを初めて見た人は、たいてい笑います。
都会ではともかく、熊本ではまだあまり見かけません。地方都市には地方都市なりの、旬があるのでしょう。
しかしこのたびのサッカーワールドカップで、有名選手の多くがAirPodsを装着している姿が見られました。
本田も長友も香川も吉田麻也も岡崎もハンパない大迫もそしてネイマールも、バッチリ愛用しているようです。
これで耳うどんへの違和感も、ずいぶん和らいだことでしょう。これからは堂々と付けていればいいわけです。
かつて私は、自転車に乗ってて電話を着信したとき、Apple Watchを口元に近づけて通話をしていました。
しかしそれでは、おまえは昔のスパイ映画の人か、ウルトラ警備隊かと、ツッコまれそうな有様です。
そんな誤解を避けるために、両手はハンドルを握ったたまま、顔を少し腕に近づけて大声で会話していました。
これを端から見れば、大声で独り言をしゃべりながら自転車に乗っている、アブナイおじさんそのものです。
しかし今日からは、腕を口元に近づけず、大声も出さずに、普通の通話が出来るようになりました。
耳からうどんが出ている様子から、ああ本田圭佑のアレねと、わかってもらえるはずなので。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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