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ネットスキルがどうしても必要な世の中になりました

「インフルエンザワクチンの接種が、あさって10月1日から始まります」というNHKのニュースに驚きました。
当院では、先週から接種を始めてますけどね。9月からの接種は、禁じられているわけではありませんので。
また、厚労省の言う「高齢者優先」をないがしろにしているわけでも、決してありません。何度も言いますが、
(1)ワクチンのメーカー出荷が例年よりも10日程度早かったので、その分早く接種を開始できている
(2)すでに高齢者の接種予約を何人も受け付けており、多くの方に予診票をあらかじめお渡ししている
(3)高齢者の予約人数を差し引いてもなおワクチンに余裕があるので、64歳以下の方の接種も開始している
というわけですから、NHKの誤解を招く報じ方は、それも7時のニュースで大々的にやるのは困ります。
ただ、インフルエンザのネット予約サイトには、実は以前から少々問題を抱えています。
こういったインターネットサイトって、どうしても、一種の「バグ」があるんですよね。
思った通りに予約できなかったり、規定に反する予約ができてしまったり、その都度微調整が必要になります。
もうひとつの問題は、ネット予約が得意な人に有利で、不得意な人には不利だということ。
現代社会においては、さまざまな場面でネットスキルが必要になります。インフル予約サイトも同じです。
さいわい、厚労省のネット申請とは違ってウェブフォームなので、MacやiPhoneからの予約も可能です。
実際にログを見たら、iPhoneとAndroidからの予約が多く、Windows経由は少数。Macは希(ガッカリ)。
もう世の中、パソコンじゃなくてスマホなんですかね。国勢調査もスマホで回答できるぐらいですから。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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