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イモムシ vs. 花ちゃん

毎朝ほぼ同じ時間帯(7時台前半)に、クリニックの外回りを掃除しています。
空は晴れ渡り、空気は涼しく冴え、屋外では何をするにも心地よい季節です。だから掃除も心地よいですね。
ケヤキや桜の落ち葉が、駐車場入口付近のアスファルトに広がっています。毎朝新たに敷き詰められています。
通路の葉はチリ取りに取り、それ以外は低木の根元に掃き込んでおきます。
その低木付近をよく見ると、イモムシが歩いています。クリニックではセスジスズメの幼虫が多いですね。
一方で自宅では、プリペットの生垣には無数のシモフリスズメ(の幼虫)がぶら下がっています。
先日その一匹が、枝先から庭の芝生に落下していました。
鮮やかな黄緑と白のツートンではなく、まるで白い襦袢をまとったような、曇った薄い色の太いイモムシです。
サナギになる直前の姿なんですね。土に潜りたいのでしょうけど、なにしろ落ちた所が人工芝なのです。
必死にモゾモゾしているところへ現れたのが、庭の番人たる、わが家の愛犬花ちゃんです。
イモムシに対して果敢にハッ!と飛びかかり、前足でタシッ!と厳しい攻撃を加えます。
するとイモムシがビクンッ!と反り返るものだから、花ちゃんは驚いて飛び退きます。
そしてかなり離れた所からウウ〜ゥと唸って威嚇を続けるのですが、どう見てもヘタレの遠吠えです。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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