インフルエンザワクチンのネット予約の受付を開始して、1週間たちました。
現時点ではまだ接種枠は少なめに公開していますが、土日を中心に300回分以上の予約が入っています。
昨シーズンのインフルエンザワクチンの接種総数は1,653回。
新型コロナとインフルとの同時流行に備えたのか、接種者数は例年よりもやや多めでした。
ところが蓋を開けてみると、インフルエンザはまったく流行しませんでした。
新型コロナ対策がインフル予防にもなったのか、ウイルス干渉なのか、なんにしても不思議でなりません。
インフルは経験上、流行しなかった翌年は大流行するものですが、今シーズンに限ってはそれもわかりません。
なのでいま、インフルエンザワクチンの接種を強く推奨すべきかどうかも、実はわかりません。
しかしながら、万一この冬インフルエンザに罹ったら面倒であることは、昨年と同様です。
インフルかコロナか病状だけでは区別ができず、受診者にはおそらく両方の検査を行わなければなりません。
真冬に到来するであろう「第6波」に備えるなら、コロナとインフル両方のワクチンを接種しておくべきです。
ただし、インフルワクチンの供給量は、昨年よりもかなり少ない見通しです。
確実に接種しておきたい方には、10月中か遅くとも11月前半までの接種をお勧めします。
あまり早く接種して免疫が長持ちしないことを心配する方もいますが、打てるうちに打つことが肝要です。
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