「ちいさい秋」

「ちいさい秋」
短くなった近年の日本の秋のことを、今日の日経がそう表現していました。うまいね。

「季節の移ろいを感じ取ろうとする営みがある限り、きっと秋が消えることはない」
記事はそのように結びます。つまり、絶滅しかけている秋の、情緒だけでも維持しようということでしょうか。

そこで、現実に秋を小さく感じさせている要因を、私なりに考えてみました。

(1)気象変動(異常気象)
これがいちばん直接的に、秋を短くしていますよね。猛暑が続き、急に寒くなったと思ったらまた真夏日とか。
いつも今年のような年ばかりでは無いとしても、そのような年が増えていくなら、覚悟が必要です。

(2)感染症の流行時期の異常
冬に流行するはずのインフルエンザが、今年は夏(といっても猛暑下の9月)まで前倒ししてきました。
どうもコロナ禍以来、呼吸器感染症の流行時期が乱れ、季節性がぼやけています。

(3)生態系の乱れ(?)
今年はツクツクボウシの声をあまり聞かず、赤トンボが飛び回る様子を見たのも2,3回でした。
もう夏も終わりかぁ、とちょっと感傷的になる機会がなかった気がします。

最近自転車通勤をしていないので、田んぼや畑からの季節感を実感する機会が減りました。
しかし、クリニックの前庭の雑草の伸び具合だけは、尋常ではありません。これはまだ真夏の様相ですな。

(写真は、先週、仕事の合間にクリニックから見た空。これは秋の雲?)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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