「音楽の父」といえば、バッハですね。小学校の時にそう習いました。
母がヘンデルであるとも聞いたことがありますが、その他の血縁者についてはよく知りません。
『音楽の父バッハ』(やなせたかし著)という本の存在をドイツから帰国後に知り、慌てて買って読みました。
音楽之友社の「ジュニア音楽図書館 作曲家シリーズ」の栄えある第1巻。さすが音楽の父です。
実はこの本は、やなせたかしさんの挿絵がたくさんあるだけでなく、やなせさん自身が書いた文章なんですね。
しかも、それまで何も知らなかったバッハのことを勉強して、この本を書いたと、あとがきにあります。
バッハの伝記や音楽についての書籍、いわゆる「バッハ本」は、わが家にも何冊かあります。
どれも研究者や音楽家が書いた、少々小難しい本です。読破したのは文庫版だけ。あとは全部斜め読みです。
やなせさんの本はしかし、子ども向けに書かれているので読みやすく、でも薄っぺらな内容ではありません。
大人(漫画家)が、自らが学んだバッハの生涯について小学生に語る、という形の構成です。
子ども相手とはいえ手抜きせず、真面目にバッハの生涯と音楽と人間性を書いてあるところが素晴らしい。
今回のドイツ旅行で私が訪ねたのは、バッハの円熟期~晩年を過ごしたライプツィヒだけです。
生誕地アイゼナハは通過したのみ。次の機会があれば、若い頃の足取りも追ってみたいですね。
(写真は、やなせたかし著の『音楽の父バッハ』と、聖トーマス教会のショップで買ったバッハの人形)

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