新型コロナワクチン、今年も定期接種あります

厚労省の審議会で、今年度も新型コロナワクチンの定期接種を行う方針が確認されました。
熊本市でも、自己負担11,560円での定期接種が10月1日から始まる予定で、いま準備が進められています。

新型コロナワクチンは、令和5年度までは、幅広い年代層に公費で特例接種が行われていました。無料でした。
当初は接種希望者が「殺到」し、大騒ぎになったものです。集団接種もあちこちで行われました。
2回接種した人は1億人以上、3回接種も8,600万人、4回接種した人は5,836万人だったそうですね。

年を追うごとに接種希望者が減り、最終年度(令和5年度)の接種数は、2,846万回だったといいます。
この時点で、私の肌感覚では事実上、高齢者や基礎疾患を持つ人中心の接種となっていました。

令和6年度から、65歳以上の高齢者への年1回の定期接種が始まったのは、理にかなった流れかもしれません。

しかし高齢者の分だけなのに、しかも自己負担を伴うのに、初年度はなんと3,224万回分が準備されました。
これは多すぎないかと思っていたら案の定、実際の使用料はわずかに748万回分でした。ワクチン大余りです。
そこで令和7年度の見込み供給量は909万回と、大幅に減ったのですが、実際の使用量はわずかに403万回。

それなのに、ですよ。今年度の供給量は702万回分と見込まれています。これまた大余りは必至ですね。
少し余るぐらいが良いとはいえ、ちょっと過剰じゃないですか。立食パーティーの料理じゃないんだから。

(図は、厚労省厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料より)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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