ANAとJALは今月から、羽田空港での手荷物預入れの締切を、出発時刻の30分前にしました。
JALは元々30分を推奨していましたがそれを明確化し、ANAはこれまでの20分を大幅に厳格化した形です。
航空会社がこのように締切時刻を厳しくするのは、乗客の搭乗の遅れが航空便の遅延に直結するからです。
羽田のようにゲートがどんどん拡張すれば、なおさら余裕をもってチェックインしてほしいというわけです。
しかし考えてみると、保安検査の締切は以前から、出発時刻の20分前と決まっています。
これまでのANAの、手荷物預入れの締切が出発20分前ということ自体が、保安検査に間に合わない設定です。
ということは、おそらく保安検査場においては、これまでは締切のチェックが甘かったということでしょう。
とくに羽田では、急いで歩いても、保安検査場からゲートまで15分以上かかる場合があります。
昨日も書いたような陸の孤島的なゲートだと、20分はかかるでしょう。トイレに寄る暇もありません。
なので、保安検査の締切に間に合わなかったら、本当は、その時点でアウトにすべきなのです。
ただ、保安検査場や搭乗口に遅れてきた乗客の搭乗を拒否するとなると、別の難しい問題があります。
すでに手荷物を預けた乗客を搭乗させない場合は、その手荷物を降ろさなければならなくなるからです。
その手間を取るよりは、少し遅れた乗客でも搭乗させた方がマシ、ということになるんでしょうかね。
結局、いちばん確実なのは、手荷物を預け入れる前のタイミングで、締切を厳しくするということですね。
なので今後チェックインカウンターでは、例外なく、温情なく、時間厳守で対応していただきたいと思います。
(写真は、熊本空港の保安検査場入口。5月に撮影。この先は撮影禁止です)

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