ANAとJALが調整

ANAとJALが、羽田–岡山線で「出発時刻を調整する」と発表したニュース。
出発時刻が近接している便について、出発時刻をずらして、それぞれ約1時間間隔にするようです。
たとえば、JAL17:30発・ANA17:40発の2便は、それぞれJAL17:00発・ANA18:00発に変わるようです。

利用者の利益のためなら、どんどん「調整」すれば良いのにと思いますが、独占禁止法の問題がありました。
今回はしかし、国交省航空局の有識者会議のお墨付きを得て、調整が認可されることになったわけです。

時刻の偏りなく出発便があれば、利用者はどの時間帯でも少ない待ち時間で搭乗できるかもしれません。
しかし、航空会社に関係なく出発時刻だけで搭乗便を選ぶということが、私にはあまりピンときません。
同じ路線をANAもJALも飛んでいるとしても、どちらかと言えば好みの航空会社が誰にでもあるはずです。
少なくとも私は、ANAが飛んでる路線では、よほどの例外的事情がない限り、JALに乗ることはないですね。

ただし、ANAとJALとで出発時刻がズレることで、搭乗口や滑走路の混雑が緩和されるだろうとは思います。

熊本空港でも、早朝の羽田行きの2便(ソラシドとJAL)と伊丹行きのANA機が、すべて7:35の出発です。
まったく同時には離陸できないので、準備(搭乗等)がわずかでも遅い方が、待たされることになります。
たとえば今朝は、ソラシドが7:42、JALが7:48、ANAの伊丹行きが7:45出発でした。

最初から混雑が分かっているのだから、出発予定時刻を少しずらしたらいいのにと、いつも思っています。

どうやら独占禁止法の関係から、今回のような「調整」は例外的な適用のようですね。
「将来の見通しを含めて赤字で事業継続が困難と見込まれる重要路線などに対象を限定」するようです。
つまり、羽田–岡山線は、新幹線との競合路線でもあり、事業継続に困難があると考えられているわけです。
一方で、羽田–熊本線は、航空各社の営業努力で頑張れる、頑張れと、そういうことなのでしょう。

(写真は、熊本空港で撮影した天草エアラインの「みぞか号」とANA機)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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