インフルエンザの流行が、昨年12月の大流行のレベルに迫っています。ただし昨年はA型で、今はB型です。
熊本県の定点あたり報告数(第6週:2/2~8)は、先週私が予想した45よりもずっと多く、52.21でした。
当院の陽性診断数は、第6週60人→第7週(2/9~15)70人(すべてB型)と、今週はさらに増えています。
このペースだと熊本県の第7週の定点あたり報告数は、昨年12月の最大値62.92と同じぐらいになりそうです。
このところ、最近見たこともないぐらいの数の、学年・学級閉鎖が行われています。
阿蘇・高森・津奈木・玉名では、休校した学校もあります(第6週時点)。
菊陽・大津・阿蘇方面からのアクセスが良い当院へは、休日にはとくに県内東部から発熱者が集まります。
しかし残念ながら、当院の物理的キャパと、私の体力ならびに働き方改革の観点から、診療数は限られます。
とくに当院の発熱外来では次の点を遵守しているため、診療に時間がかかり、そのためキャパが小さいのです。
(1)発熱者や風邪症状のある方の動線分離を徹底し、隔離室か自家用車で受付・診察・検査・会計を行う
(2)たとえ発熱者どうしでも、けっして同じ待合室には入れない
(3)徒歩やタクシーでの受診者が隔離室を使用することも多く、隔離室の回転が悪い
(4)1人(または1家族)診察するたびに、使用した手袋とガウンとマスクを廃棄する
感染対策を少し簡素化して、もっと多くの患者さんを診るべきかもしれませんが、なかなか踏み切れません。
不整脈や胸痛を訴える方が飛び込みで来ることもあり、待合室に感染症の方を入れることはできないのです。
インフルエンザの流行期に限っては、休日当番医の数を増やす措置などを、市や医師会にお願いしたいですね。
(図は、熊本県感染症情報(第6週)より)

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