「熊本県医療機関等物価高騰対策支援金」の申請を促す連絡が、熊本県から届きました。
これは、物価高騰による経費の上昇分を利用者等に転嫁できない保険医療機関等に対する支援金です。
国の「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」を活用した支援金対象は、医療機関に限りません。
熊本県では他に、薬局、介護、障害福祉、救護、児童養護、公衆浴場、幼稚園へも、同じ支援を行っています
病院へは病床数に比例した支援金、当院のような無床診療所へは一律10万円の支援金が支給されます。
当院では、もっと金額の大きい補助金の書類作成に追われて、こちらの申請はまだでした。締切は今月末。
昨日あわてて申請書を提出しましたが、ただ当院の基本情報と振込口座を記載しただけの書類です。
実質的にすべての医療機関に支給される支援金なのに、受け取る意思を表示する必要があったのです。
でもそれならば申請など求めず、医療機関に支援金を「プッシュ型給付」してくれればいいのにと思います。
コロナ禍では何度も国や県からの補助金等の支給を受けてきたので、県は銀行口座情報を把握しているはず。
私が県の担当者なら、次のようなハガキでも出して済ませるところです。
「このたびの支援金を、貴院の銀行口座に振込みます。異論・変更があればお知らせください」
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