今日の東京の新型コロナ新規感染者数は799人。熊本179人。曜日を考慮しても、かなり少ないですね。
昨日・今日の連休中、当院で行ったコロナ検査(NEAR法)は40件。そのうち陽性は9人(陽性率22.5%)。
同じ2日間に行ったインフルエンザの検査は52件。うち陽性は15人(陽性率28.8%)。
コロナは明らかに減っています。1月と比べると激減していると言っても良いでしょう。
一方で、コロナと置き換わるかのように増えて来たインフルも、まだそれほど大爆発な状況ではありません。
コロナの陽性率が低かったのは、「念のため」の検査が多かったからでしょう。
またインフルの陽性率があまり高くないのは、検査時期が早すぎた事例が多かったからかもしれません。
熱が出たばかりの方は、通常は検査をお断りしていますが、39度以上でキツそうだとなかなか断りにくいもの。
その結果、高熱→早めにインフル検査(陰性)→コロナも否定できないのでその検査(陰性)、となるのです。
「5類移行」の話が具体化してきた頃から、発熱者の受診率や検査率が低下してきた印象があります。
市民の意識の中で、コロナの扱いが早くも「普通感冒(風邪)」に近づいてきたということでしょうか。
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