休日診療は定時で終了します

毎週日曜は発熱外来集計の日、と言いたいところですが、今日はちょっと別の観点から書かせてください。

当院の外来は、感染防御の観点から動線と時間帯の分離を徹底するため、完全予約制です。
また診療のキャパが限られるため、一定の予約数を超えると、それ以上の予約は原則としてお断りしています。

実は、開院当初の数年間は、すべての予約を受け入れて「誰も断らない」方針で臨んでいました。

なのでインフルエンザのシーズンは、毎晩9時、10時、ときには11時まで診療を行っていました。
しかしついに、私と職員の健康のためにも、診療はできるだけ夜8時までに終える方針に変更しました。
さらに、その後の働き方改革の流れに従い、残業をできるだけしない方針に切り替えて、現在に至ります。

以前から、インフルエンザシーズンの、とくに日曜祝日は、検査や処方を希望する方の電話が殺到します。
コロナ禍以降は、そのような「繁忙期」が年に2,3回訪れるようになりました。今もそうです。

朝のうちに予約枠が夕方の分まで埋まり、以後の予約電話は、お詫びしながらお断りする対応に終始します。
しかし、すんなり受け入れてくれる方ばかりとは限りません。どうしても診てくれという方も多いのです。

比較的軽症の方に、明日まで様子をみませんかと提案すると、夜に悪化したらどうするのかと迫ってきます。
日赤などの救急病院の受診をお勧めすると、やや憤慨されたり、捨てゼリフを吐かれたりすることもあります。
休日に病気になれば、皆さん不安なのでしょう。気持ちにも余裕がなくなるのは理解できます。

一方で、お休みの日に診ていただきありがとうございますと感謝されることも、もちろんあります。
開院以来18年余り、日曜祝日診療をずっと続けてこられたのは、そういう言葉に支えられてきたからです。

「#8000番」がいつも当院を紹介することは、当院の診療が地域に受け入れられている証と考えています。

ただし、前述したように、休日診療が持続可能であるためには、診療時間の制限がどうしても必要です。
今後も定時で診療を終了することを、どうかご理解ください。

(写真は、熊本県子ども医療電話相談のポスター)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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