「ESTA」申請料金値上げ

米国の電子渡航認証システム「ESTA」の申請料金が、9月30日(米国時間)から値上げされます。

10月からの値上げと記憶していましたが、確認したら1日早い9月30日からじゃないですか。これはトラップ。
時差を考慮したとしても、今日のうちに手続きをしておきたいですね。ということで先ほど済ませました。
現在の1人21ドルから40ドルへの値上げです。家人と2人分だと、およそ6千円から1万2千円になるのです。

次の渡航前に手続きするつもりでしたが、どっちみち今年12月に期限が切れるので、今のうちに更新です。
更新といっても、じつは新たに申請手続きをすることになり、以前の記録は生かされないようです。
申請は済みましたが認証には時間がかかりそう。支払いは済んでいるのですが、旧料金でいけるのでしょうか。
(追記:1時間ぐらいで無事認証は承認されました。もちろん旧料金で)


こんな大幅な値上げになったのは、トランプ大統領の「One Big Beautiful Bill Act」という法案が原因です。
入国関連手続きや旅行者向け制度を見直し、国境管理やセキュリティ強化の資金を確保するのが目的とのこと。
しかし自国には「Big Beautiful」だとしても、外国人には「Bad Harmful」ですよ(コレが言いたかった)。

こういうことは日本もやればいいし、実際にいま、日本版ESTA(「JESTA」)が構築準備中のようです。
昨年1年間の「訪日外客数」は約3,687万人、そのうち観光客は3,360万人。2年間で6千万人としましょうか。
これに1人6千円かけたら、2年で3,600億円ですよ。そこまでがめつく取らなくても、かなりの収入です。
その収入を少しぐらい、日本人の海外旅行をサポートするような何かに、役立ててほしいものです。

(写真は、ESTAの公式ウェブサイト)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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