ニューヨークの地下鉄とバス

ニューヨークの地下鉄は古く、ホームは鉄骨とコンクリートがむき出しで薄暗く、電光掲示などありません。
駅の入口は分かりにくく、ほとんどの駅にはエスカレーターもエレベーターもありません。
なので旅行者が大きなスーツケースをかかえて移動することはなかなか困難です。

スーツケース2個だと移動はほぼ不可能と判断し、JFK空港からマンハッタンまではタクシーで移動しました。
この区間はは均一料金US$70。有料道路部分などの料金とチップ20%を加えて約$100。カード払いです。

地下鉄の改札は、クレカなどでタッチして自分でバーを押して入ります。狭いのでスーツケースは面倒そう。
1回あたり$2.90の均一料金なので、改札を出るときにタッチは不要。バーを押しながら素通りします。
この改札を、タッチもせずに乗り越えて入ってくるヤカラを、いろんな駅で目撃しました。日常なのでしょう。

今回の旅では、マンハッタンの南半分を駆け足で観光しました。地下鉄には何度も乗り降りしました。
このように、短区間の乗車を繰り返すのは、均一料金が裏目に出る損な乗り方ですが、まあしょうがない。

料金制度が面白くて、たとえば7日間のうちに12回乗ると、その週はそれ以上の乗車は無料になります。
乗換割引もあります。地下鉄を降りて2時間以内にバスに乗ると、そのバスは無料です。
両者を同じNY交通局(MTA)が運営しているので、そのような洗練された決済ができるのでしょう。

私も乗換で一度バスに乗りましたが、、割引きされるのは同じカードで決済した場合に限るようですね。
残念ながら私は、バスに乗るときにApple Payが残高不足で、クレカに切り替えたのでした。割引なしです。
なお、バスに乗った私を見て、大柄の若い黒人男性が私に席を譲ってくれました。なんともね。Thank you. 

(写真は、72nd Street駅 ( B・C線 ) の改札口)

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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