関税問題に見通しが立ったという理由で、石破首相は退陣を表明。自民党は総裁選に突入しました。
どこかの市長が解散した議会の議員選挙よりは興味がありますが、ま、その程度。
トランプ関税には振り回されましたね。なかでも、文字通り飛び回ったのは赤沢経済再生相でしょう。
4月から9月までの間に、ワシントンD.C.まで10往復したのですからね。飛行機好きでもうんざりです。
ネットでは、政府専用機で行ったのか、ファーストクラスか、JALかANAか、などの質問が飛び交っています。
それに対して、「大臣だからファーストクラスです」などという、実に自信に満ちた誤答があって、驚きます。
まず、時間的制約を考えれば、発着空港は羽田空港とダレス(ワシントンD.C.)空港。当然、直行便でしょう。
そしてその路線を飛んでいるのは、ANAとユナイテッド航空がそれぞれ1日1往復あるだけです。
ニュース映像を探すと、1, 2, 3, 5, 6, 7, 8, 10回目の渡米は、羽田から10時過ぎにANAで飛んでいました。
つまり、往路はNH102便(羽田10時20分発、ダレス10時5分着、飛行時間12時間45分)です。
たぶん、復路はNH101便(ダレス12時15分発、羽田15時20分着、飛行時間14時間5分)でしょう。
これらの便にはファーストクラスの設定がないので、大臣が乗ったのはビジネスクラスシートと考えられます。
エコノミークラスに比べれば楽だとしても、13~14時間の搭乗を短期間に10往復するのは激務ですね。
私と同い年(64歳)の赤沢大臣におかれましては、どうかご自愛いただきますよう、お祈り申し上げます。
なお、4回目と9回目の渡航映像を見ると、なんと成田から出発しています。となるとシカゴ便ですか?
シカゴ便はファーストクラスがあるんですよね。なるほど、そういう手がありましたか。
(写真は、10回目の出発便)

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