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ソリッド・ステート

いわゆる「音女」とか「オーディオ女子」たちは、真空管アンプを愛好するそうです。
「真空管」というと高級オーディオ機器のイメージがありますが、私が子供のころには普通の部品でした。
その後急速に姿を消した真空管にかわって、主役になったのが「半導体」。
これが組み込まれたラジオには「ソリッド・ステート」という肩書きが付いていました。
半導体は真空管と違って「固体」部品だから、「ソリッド・ステート」というわけですが、そんな意味はわからないながらも、子供の頃からその言葉の響きに、近代的なものを感じていました。
それから十数年を経て、出会った言葉が「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」
当時大ブームを巻き起こしていたYMOの、アルバム名(および曲名)です。
大学1年のときに行ったYMOのコンサートでは、抽選で決められた座席がなんと最前列の中央。
おまけに演奏中に、高橋幸宏の手から飛び出したドラムスティックが、私の前に転がってきて、ゲット。
一生の宝物となるはずでしたが、大人になって何度も引っ越すうちに紛失してしまいました。
いま「ソリッド・ステート」といえば、ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)でしょう。
ハードディスク・ドライブ(HDD)の代わりに使う、フラッシュメモリーでできた記憶装置のことです。
最近SSD内蔵のMac miniを買ったのですが、その起動の速さは衝撃的。何をやらせても速い。
SSDはHDDのような可動部分が無いので衝撃にも強い。ノートパソコンにはうってつけです。
欠点は、HDDに比べて記憶容量が小さいことと高額であること。
これもやがて解決するでしょうが、HDDの低価格に追いつくのは難しいかもしれません。
将来的に、HDDとSSDのどちらが生き残る(サバイバー)かと聞かれたら・・・
今日のブログの流れからは、SSDですね。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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