MENU

各世代のOSを揃える

最新のMacに最新のOS。自宅と職場のMacを常にそのような環境に保つのが、勤務医時代の私の流儀でした。
最高の作業環境を提供してくれる最新のOSは、最新のMacで最も快適に動作するからです。
ところが開業してから困ったことには、OSが新しすぎると、電子カルテが安定して動いてくれないのです。
他にも、新しいOSでは使えないソフトがあるし、その反対に、古いOSでは動かないソフトもあります。
結果的に、クリニックの7台のMacのOSはいま、「10.6」から「10.12」までが見事に勢揃いした状況です。
その中でも古い部類の「10.7」を搭載したMacを、日頃の診療でいちばん使っているというのも、皮肉な話。
ところが最近、そのMacのEvernoteの調子が悪い。OSが古いのが原因のようです。
さらに来年1月には、「10.8」までのOSでは、Dropboxが快適に稼働しなくなることもわかっています。
OSをバージョンアップするのが簡単な解決策ですが、Macのスペックを考慮して、それはやめておきました。
そのかわりに本日、これまで院長室で使っていた「10.11」のMacProを、診察室に投入しました。
複数のMacに、複数のOSという体制は、今後もできるだけ続けます。
とくに古いMacは、古いOSとアプリをそのまま温存しておけば、昔のファイルを開くときに役立ちます。
最近では、新しいMacを買っても古いMacは処分しないので、所有するMac(とOS)が年々増えています。
各世代のOSのMacが必ず1台はある、という状態を維持するのが私の理想です。
今思えば、90年代に何台かのMacを処分したり下取りに出したことが、悔やまれます。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

コメント

コメントする

目次