従業員の「胸部レントゲン検査」実施状況を知らせるようにと、保健所から連絡が来ました。毎年のことです。
その連絡に応じる形で、年度末になってようやく職員の胸部レントゲン検査を行うのもまた、毎年のこと。
他の検診等で検査済の者や、妊娠中等の職員を除き、全員が当院内で検査しています。
定期的な血液検査も同様です。院内で一定の時期に、昼休みなどの時間を利用して検査を行っています。
こういうときって、職場が医療機関だと便利ですね。
思えば勤務医時代、仕事中に急病を発症して、そのまま職場(院内)で治療を受けたことが何度かあります。
手術(従事)中に尿管結石を発症した日は、ICUで術後管理をしながら自分も点滴治療を受けました。
点滴をぶら下げたキャスター付きスタンドを引っ張りながらの診療姿に、周囲からの失笑を買ったものです。
最終的には、仕事の合間に「体外衝撃波結石破砕術(ESWL)」を受けるという顛末なのでした。
大学病院勤務時代は、週に1回程度、個人病院で当直または日勤のバイトをしていました。
どの病院にも共通したことは、その病院で自分が受けた検査費用や薬代は、すべて無料だったということです。
なんて太っ腹な病院なんだろうと当時は感謝しましたが、院長も損はしていないことが後でわかりました。
だって、窓口負担分の3割を失うだけで、残り7割の儲けは確保してるんですからね。
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