もっと早くやっときゃ良かった、てことがありますよね。
今日そう思ったのは、BBQでステーキ肉を焼くときの、肉の内部温度の測定です。
表面はしっかり焼き、でも内部は65度を超えないようにしたい。その温度管理はいつも勘に頼っていました。
炭火の具合や肉の厚みなど、焼くたびに状況は異なるわけで、いつまでたっても試行錯誤の繰り返し。
そんなある時、ていうか今日、思いついたのです。肉の内部の温度を測りながら焼けばいいんじゃないの?
こうなると、今日すぐにBBQで試したくなります。温度計を買わねば。もはやAmazonでは間に合いません。
近所の菓子とパン作り道具の店(2階がパン教室)に急行すると、ありました、タニタのデジタル温度計が。
値段はAmazonの2倍近くしましたが、そんなことは言っておれません。緊急購入です。それください。
パン生地とかローストビーフの温度測定に使うもので、ステーキだとかなり厚い肉なら使えますが、と店員。
大丈夫です。厚さ3センチの1ポンドステーキ肉(カナダ産、冷凍)があるのです。とは言いませんでしたが。
夕方から(ビール片手に)炭火の準備です。温度を測りながら焼くのであれば、もはや解凍も不要でしょう。
これまでずっと悩んできた、冷凍肉の解凍方法について、ついに今日は、無解凍という解答が出たわけです。
以前にも、試しに冷凍肉をいきなり焼いてみたことはありますが、今日は自信を持って臨みました。
強い炭火で何度もひっくり返しながら、その都度コンロの蓋をして、肉の中心が55度になるまで焼きました。
55度で火から下ろし、アルミホイルで包んで15分間、肉を落ち着かせます。
肉は表面がしっかり焼けてカリカリで、内部はほんのりピンク。悪くない。味も良かった。
この焼き方だと、もう少し早く、内部温度50度ぐらいで火から下ろすのがベストかもしれません。
内部温度を測らずにステーキ肉を焼くなど、無謀にも思えてきました。もちろん冷凍肉は、無解凍に限ります。
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