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巣立つ子どものご両親はピリピリしてますのでご注意を

クリニックの外回りの清掃をしていた今朝7時すぎ、妙にカラスが騒々しいので見上げると電線に2羽います。
私に向かってすごい剣幕でワァワァ(カァカァ)言ってます。朝っぱらからそんな大声で鳴かれてもねぇ。
早くどっか行って〜と思いつつ掃除を続けていると、ツツジの向こうの地面を1羽のカラスが歩いていました。
少し歩いてピョンと跳び、また歩いてはピョンと跳ねる。私が近寄っても、一向に警戒する様子がありません。
珍しい光景なのでとりあえずiPhoneで激写。さらに接近して動画を撮っていたら、上空が騒がしくなりました。
電線の2羽が激しく鳴いて私を威嚇、そうかと思えば互いに向かい合って大喧嘩しているようにも見えます。
地上のカラスは、素知らぬ顔でヒョコヒョコ歩いていたと思ったら、ついに、エイッと飛び立ちました。
がしかし、翼が貧弱で十分開かず、ほとんど羽ばたけないまま着地。またピョンピョン歩き出します。
一方で、電線にいた2羽のカラスは、一層激しく叫びながら私の上空を旋回、ついにフン攻撃を開始しました。
私は逃げるようにその場を去り、掃除を終わらせた頃には、カラスたちの姿はどこにもありませんでした。
ネットで調べてみるとどうやら、地上にいたカラスは巣立ちの時期の子ガラスだったと思われます。
まだ上手に飛べないうちから巣立ちすることもあるようです。あるいは巣から落ちたのかもしれません。
撮影した画像をよく見ると目玉は青く、ネット情報によるハシブトガラスの子どもの特徴にも一致します。
とすると、私を威嚇していた2羽は親ガラスなのでしょうか。子を守ろうとして必死だったのでしょう。
あるいは、子ガラスが巣から落ちてしまったことに関して、夫婦げんかをしていた可能性もあります。
この時期のカラスはとても攻撃的で、人間を襲うこともあるとか。子ガラスには近寄らない方が賢明です。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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