全国的にも熊本的にも、やばみが増してきましたね。大阪や東京は、緊急事態宣言に向かっています。
医療機関の機能や市民生活が制限されれば、遅れがちなワクチン接種がさらに遅れることになりかねません。
いわんや東京オリンピックをや。
与党の政治家の方々。あんたたちはいったい、本気で新型コロナを収束させる気があるんですかね。
「(国内の全対象者分のワクチンが)9月までに供給されるめどが立った」
菅首相は、ファイザーのCEOに電話でワクチンの追加供給を要請した後に、そのように大風呂敷を広げました。
国民は誰も期待しちゃいませんよ。CEOは単に協議を進めたい(=ま、考えとくわ)と応えただけなんでしょ。
どうしてそのように、確証の無いことを勝ち誇ったように言えるんでしょうね。
「医療関係者の協力が足らず、65歳以上だけに限定しても今年いっぱいか、場合によっては来年までかかる」
下村政調会長の、今日いちばんムカついた発言。あなた、全国の医療従事者を敵に回しましたね。
菅首相の発言を踏まえた上で、しかし医者が協力的じゃないから接種計画が進まないとは、言語道断。
コロナはちっとも収束せず、医療従事者への接種もなかなか進まない中で、政治家は言うばっかりですか。
「緊急事態宣言を出したら病床が増えて重症者が助かるって話はない」
田村厚労相の発言にはガッカリです。重症者を増やさないための緊急事態宣言でしょ。あなたわかってる?
いいこと言うなあ、と思った事もかつてあったけど、撤回。あれは田村氏が閣外のときだけでした。
緊急事態宣言をいつ出していつ解除すれば、感染者数と重症者数の波がちょうど五輪前に底を打つか。
そんな計算ばかりしてきたのでしょうけど、与党のみなさん、たぶん無理。タイミングは最悪でしょうね。
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