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インフルエンザの自主検査キットこそ、おおいに使うべき

たびたび書いているように、自宅で抗原検査をしてから受診する方がとても増えています。助かってます。
医療用キットで陽性なら、電話問診の内容によっては、受診せずにそのまま自宅療養となる場合もあります。
基礎疾患があったり、病状が心配だったり、何らかの処方を希望する方だけ、来院してもらえばよいのです。
ですがその方の濃厚接触者のPCR検査や抗原検査が必要なケースも多く、結局はご家族で来院されたりします。
そのついでに、検査キットの写真または現物を見せていただき、証拠としてその写真を撮って保存します。
ただ自宅での検査って、それが絶対に本人のモノかどうかはわかりません。自己申告を信じるしかありません。
コロナは感染すると一定期間の自宅療養等が必要となるので、本来は厳密な陽性判定が必要なんですけどね。
一方でインフルエンザは、コロナに比べれば療養の制限も緩いので、むしろ自主検査が望ましい気がします。
コロナとインフルの同時流行期には、両者を同時検査するか、もしくは先にインフルを検査すべきでしょう。
コロナの流行が優勢と思われるうちは、コロナとインフルの同時検査でよいと思います。
しかしインフルの方が圧倒的大流行となった時は、インフル単独の自主検査キットを活用すべきです。
いつぞや言われていたような、コロナだけ検査して「コロナ陰性=インフルと判断」なんてのはバカげてます。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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