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実質的に発熱専門外来、しかもパンク

濃厚接触者の自宅待機期間が、これまでの7日間から5日間に短縮されます。社会経済活動維持のためです。
さらに岸田首相が医師会会長と面会して、
( 1 ) 休日診療の発熱外来を増やすことや、発熱外来で抗原検査キットを無料で配布することに協力を求め、
( 2 ) 医療機関への財政支援策のうち今月末が期限となっているものを、9月末まで延長する考えを伝えました。
数日前にも書いたように、休日の発熱外来体制が手薄です。やっている医療機関があまりにも少ないのです。
日頃から日祝診療を行っている当院は、行きがかり上、休日にも発熱外来を行っていますが、パンク寸前です。
電話での受診予約をお断りする方が毎日何十人もいるし、そもそも電話が繋がらない方が何人いることやら。
休日の当院はもはや発熱専門外来のようになってしまい、他の疾患の診療を受け入れる余裕がありません。
なので(1)のような要請に対して医師会側が実際にどのような対応をとるのか、とても気になります。
とりあえず(2)は歓迎します。感染爆発の中で発熱外来の診療報酬が減らされることは、避けられました。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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