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上海ロックダウンの影響で、血液検査項目が減るかも

中国の「ゼロコロナ」政策によって、上海はもう3週間以上都市封鎖(ロックダウン)されています。
いろんな製品の供給網が絶たれて、日本にも影響するんだろうなぁと思っていたら、さっそくそうなりました。
日々の血液検査で使う、某社の「真空採血管」の一部製品が、品切れになりそうです。
他の多くの製品と同様に、中国のどこかで製造して、上海を経由して日本に輸入されていたのでしょう。
輸送コストを加えてもなお、中国製を輸入した方がコストがかからない構造になってるんですね。
1年ほど前に「M1チップ搭載 MacBook Pro」を購入したときも、上海のラベルが付いた箱で届きました。
アルコール綿で拭き拭きしながら「開封の儀」を執り行ったことを思い出します。
MacどころかiPhoneの工場も、上海近隣の河南省鄭州市などにあって、流通や操業への影響は甚大です。
例の「TSMC」も打撃を受けているとのこと。こうなったら熊本工場を早く建てるしかないでしょう。
日本の新型コロナ感染者数はなかなか減りませんが、欧米に比べれば、感染対策は頑張っている方です。
ですが中国のような「ゼロコロナ」にはほど遠く、せいぜい「ミニマムコロナ」を目指す状況でしょうか。
その、良い意味でも悪い意味でも中途半端な日本の感染対策が、案外良いバランスなのかもしれません。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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