なぜ熊本でインフルエンザが多いのか

インフルエンザは本格的な流行期に入っています。
熊本県の第41週(10/5~11)の定点あたり報告数は、前週の10.20から大きく増えて14.15でした。

同程度以上の流行がみられるのは関東、北陸と北海道で、沖縄を除く西日本では熊本の報告数が最多です。
沖縄は、第39週(9/21~27)をピークに減りつつありますが、それでもまだ定点あたり30越えです。

コロナの時もそうでしたが、どうして沖縄は流行が先行するんでしょうね。
人の移動の多さなら東京が断トツのはずだし。まさか米軍?

今年のインフルエンザの流行が全国的に早い理由として、先月ごろに指摘されていたのは次の2つでした。
(1)インフルエンザが流行している「冬」の南半球との、人々の往来が盛ん
(2)猛暑のため屋内で「密」の状態過ごしていた

いずれも、去年よりも今年の方が格段に流行が早い理由にはなりません。
ただし今年に限れば、雨の多かった沖縄と関東地方で「密」状態が続いた影響はあるかもしれません。
しかし、夏にほとんど雨が降らなかった熊本でなぜ大流行なのかは、よく分かりません。まさかTSMC?

第42週(10/12~18)の当院におけるインフルエンザ陽性診断数は、18人でした。すべてA型です。
近隣の小学校には学級閉鎖も出始めました。今後さらに拡大するのは必至です。
ワクチンの効果がどれほどかは分かりませんが、もしも接種する予定でまだ未接種なら、急ぎましょう。

(写真は、熊本県内のインフルエンザ流行拡大を報じるニュース映像)

©RKK

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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