滑走路や誘導路の問題が飛行機の離着陸に影響するトラブルが、よくありますね。
先日の不発弾爆発や正月の羽田の事故は別格ですが、航空機の立ち往生とか落下物も問題になります。
羽田空港で昨夜、ロサンゼルス行きのANA機が、C滑走路に部品を落とすという出来事がありました。
滑走路を整備して機材を変更し、4時間遅れて午前4時前に出発しました。まあ、そこまではヨシとしましょう。
ところが後続の、ミュンヘン行きのANA機が、滑走路整備を待ちきれず、ついに欠航しちゃったんですね。
機体の重量から、より短いA滑走路からの離陸ができず、C滑走路しか使えないという事情もありました。
乗客らは、機内で何時間も待たされた挙げ句の深夜の欠航決定ですから、その疲労と不満はいかばかりか。
ロス行きは遅延しても飛び、ミュンヘン行きは遅延では済まず欠航した理由は、乗務員の労働問題でした。
飛行時間は、ロス行きが8時間半、ミュンヘン行きは今は北回りを余儀なくされているので約14時間です。
大幅遅延後にミュンヘンへ飛ぶと、機長の労働時間が規定を超えてしまうのだと。その辺り厳しいのですね。
待機パイロットは都合できなかったのですかね。都内には機種ごとに数名ずついると聞いたことがありますが。
にしても、乗務12時間以内の飲酒禁止という規定を考えると、ずっとスタンバイしてるのも辛い仕事ですね。
もう、パイロットは下戸だけ雇用するのはどうですか。飲酒上のトラブルもなくなりますよ。
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