首都圏の鉄道会社8社が、「磁気付き」切符を「QRコード付き」切符に置き換えていく方針だと発表しました。
QRコード方式といえば、沖縄のモノレール「ゆいレール」が以前から採用しています。
私は最初にその切符を買った時、改札機のどこから差し込もうかと、しばらく挿入口を探してしまいました。
すると、向こうで見ていた駅員さんが、切符のQRコードを読み取らせてくださ〜い、と教えてくれました。
さいわい沖縄ですから、観光客が改札で少々戸惑っても、ちっとも恥ずかしくないです。
でもこれを新宿駅とかでやらかすと大迷惑ですね。過渡期にはあちこちの駅で混乱が起きそうな気がします。
沖縄での経験で言うなら、QRコードをかざすには、切符はちょと小さ過ぎて持ちにくいと思います。
次から私はICカード「OKICA」を利用するようにしましたが、これも切符と同じセンサーで読み取らせます。
その後ついに、ゆいレールでも「Suica」が使える様になりました。スマホが使えるのでいちばん便利です。
ところがいま、Suicaのような交通系ICカードではなく、クレジットカード決済を使う動きが出ています。
Suicaを持っていない外国人にとって、料金を調べて切符を買う難易度は高く、クレカが使えれば便利です。
現にシンガポールの地下鉄では、外国人である私にとって、改札口でのクレカのタッチ決済はとても楽でした。
おりしも熊本市は、市電の交通系ICカードの決済を来年廃止して、クレカ決済を導入すると発表しました。
ただしそれは外国人利用者を意識したものではなく、決済システムの更新コストを回避するためのようです。
にしても、交通系ICカードを来年廃止というのは急な話ですね。これはこれで、混乱を招かないか心配です。
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