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診察イスを選ぶ

考えてみると、診察室で私が座る診察イス(ドクターチェア)というのは、とても大事なものです。
仕事(診療)中のほとんどの時間を、そのイスの上で過ごしているわけですから。
途中で他の部屋に移動したりはしますが、おそらく毎日12時間ぐらいは、同じイスに座っています。
クリニック開院に際して、診察イスについては、かなり時間をかけて選びました。
自分で座ってみなければ、イスの具合がわからないので、あちこちの家具店を巡りました。
最終的には、いま話題の大塚家具で買いました。その選定基準は、
(1)長く座っても疲れないこと
(2)作りがしっかりしていて、耐久性があること
(3)高そうには見えないこと(たとえ本当は高額であっても)
7年半使ってきましたが、肘掛けがひび割れたり、どこのネジかわからないものが外れたりしてきました。
いま思えばこのイスは、
(1)毎日12時間も座れば、どっちみち疲れる
(2)7年半も使えば、あちこち壊れる
(3)安っぽく見える(たとえ本当は高額であっても)
というわけで、このたびついに、診察イスを買い換えることにしたのです。
家具店を2,3当たりましたが、良いものに出会えず、思い切って通販カタログで選びました。
患者用のイスは変わらないのに、医者用のイスだけ新品にするとは何事か、とか言わないでください。
診察中に、皆様は5,6分座るだけでしょうが、私は毎日12時間座っているのです。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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