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サーバーダウンの教訓

「システムトラブルは、忘れた頃にやってくる」
電子カルテのサーバーの不具合はこれまでに何度も起きましたが、毎回、何か新しい問題に突き当たります。
過去最大級のトラブルは、2年近く前のサーバーダウン。このときは、データまで失われたのが痛かった。
翌日の休診日に、早朝から夜遅くまでかけてようやく修復できました。体重が、2日で1キロ減りました。
熊本地震のときには、サーバー機が床に転落。これぞまさしくサーバーダウン、なんて言ってはおれません。
Macは壊れましたがデータは取り出せたので、奇跡的に本震の当日から、診療を行うことができました。
さて一昨日は、診療終了直後にサーバーがフリーズ。その後、立ち上がらなくなりました。
予備サーバーに切り替えても、ダメ。どうやらソフトが壊れたようです。新規インストールして無事解決。
と、思ってたのに、今朝の診療開始直後にいきなりトラブル。大慌てでサーバー機を再び交換。やれやれ。
一昨日のトラブルの原因は、Macの内蔵ストレージの空き容量不足によるソフトの破損だったようです。
今朝のトラブルは、予備サーバーのOSが新しすぎて、電子カルテと合わなかった可能性が考えられます。
ラッキーだったのは、一昨日のトラブルが診療終了直後に、今朝は診療開始直後に起きたこと。
バックアップデータからの作業をすることで、データを失わずに、復旧作業を行うことができました。
電子カルテは、データが命。毎日のバックアップしといて良かった。
とは言え、教訓は残りました。
(1)ストレージの容量をケチらない。おまけに、よけいなファイルをため込まない
(2)最新OSにやたら手を出さない。いちばん大事なMacは、2年落ちぐらいのOSで
(3)バックアップは頻回に。どのタイミングでトラブるかわかりません

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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