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ジョブズ死去から10年

スティーブ・ジョブズが亡くなって、10年たちました。
命日は10月5日となっていますが、死去したのは日本時間で10月6日の朝でした。
1989年にMacintosh SE/30を購入して以来、私は30年以上の敬虔なApple信者です。
しかし私が「入信」する数年前に、実はすでにジョブズはAppleから追い出されていました。
その後のAppleはおかしなMacを場当たり的に登場させ、後発のWindowsにシェアを奪われていきました。
私の同僚たちの多くはWindowsに日和りましたが、私は「逃げどき」を逸してMac陣営に残りました。
Appleの経営が悪化して潰れそうになっても、最後まで付き合う覚悟で、Macを使い続けました。
まさかその後、驚異的なV字回復を果たし、時価総額世界一の企業になるとは夢にも思いませんでした。
ジョブズが復帰していなければ、Appleはとっくに潰れていたかもしれません。
「最高の仕事というのは、その仕事が大好きでたまらないというものでなくてはダメだ」
結局、これでしょうね。大好きなことを仕事にして、大好きなことをやる。これぞ最高。
彼の言葉を理想論だと片付けず、大好きな仕事ができるための努力をしようと、私は思っています。
「もし今日死ぬなら、今日やろうとしていることを本当にやるか?」
還暦を過ぎた私にとって、たいへん重く響く言葉です。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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