毎週日曜日には発熱外来受診者の多い当院ですが、来週9月5日(日)は休日当番医に割り当てられています。
当番医の日は、市内一円から、あるいは菊陽や益城や合志・大津・阿蘇方面からも、受診者が集まります。
問題は、患者間の動線分離・時間帯分離のやりくりです。来院する方を大別すると、
A:非感染性の急病:狭心症(の疑い)、高血圧緊急症、頻拍発作、喘息発作、痛風発作、蜂に刺された、など
B:一般的な感染症の疑いがある方:風邪、胃腸炎、など
C:新型コロナ感染の疑いがある方
このうちAの方は、院内で検査や処置等が必要になる場合があります。Bなら院内隔離室で診察します。
コロナの疑いがあるCの方は、当番医で混雑する日はなおさら、院内(屋内)での診察が難しくなります。
問題は、BとCの区別が厳密には難しいということです。
前回の当番医は2月7日でした。この日の受診者は55人。コロナ禍の受診抑制のためか、例年より少数です。
発熱外来として28人、うちPCR検査を実施したのは18人。今思えば意外ですが、全員がPCR陰性でした。
ところが今月は、日曜祝日にはいつもPCR検査が20〜30人以上。陽性率は25〜30%以上に達します。
今日も、新型コロナ相談センターや発熱患者専用ダイヤルから紹介されたと、多くの方が電話をしてきました。
それに加えて保健所が、濃厚接触者のPCR検査を、当院がストップするまで延々と依頼してきます。
まるで、他の当番医がPCR検査をしてないんじゃないかと思えるほどです。
さて、当院が当番医の来週、熊本市の発熱患者はどうなるんだろうと、それが心配です。
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