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「噛み付く」のではなく「食い付く」べし

問診あるある。
「子どもが熱を出しました」「どのぐらいの熱ですか」「あ、いまは下がってます」
対応例1「だ・か・ら、どのぐらいの熱が出たんですかって」(気持ちはわかりますが、コレはダメ)
対応例2「そうですか。で、下がる前の熱はどのぐらいでしたか」(普通の対応)
対応例3「そりゃ良かった。でもまた上がらないといいですね。高いときは何度ぐらいでしたか」(模範回答)
「おいくつですか?」「来月3歳になります」
対応例1「だ・か・ら、尋ねてるのは来月じゃなくていまの年齢でしょうが」(ダメ)
対応例2「ということは、いま2歳ということですかね」(皮肉めいてて、コレも避けたい)
対応例3「そうですか。もうじき3歳になるんですね」(模範回答)
尋ねたことに対して少しズレた返答が来たとき、いちいち「噛み付く」のでは互いに良い気分にはなりません。
むしろそのズレに沿うように「食い付く」対応で臨むのが吉。最近わかってきた境地です。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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