たぶん私は、ある意味で典型的な「グズ」なんでしょうね。
締切があったり、遅れると他人に迷惑のかかることは急ぎますが、本来は、じっくりやりたいタイプなのです。
最初から高い完成度を求め、そのために構想を巡らせ続けるため、結果、いつまでたっても完成しません。
コロナ関連の書類整理には、どの医療関係者も苦労しているはずです。何しろ毎日のように書類が増えます。
厚労省や県や市からの通知文書、コロナ診療や発熱外来やワクチン関係、補助金や融資の書類もあります。
私はそれらの書類を管理することにも完成度を求めてしまうので、結果的にムダに苦労することになります。
完成度の高い書類管理とは、漏れが無く、一覧性・検索性に優れ、安全・確実で美しく保管することです。
検索性ならデジタルデータに軍配が上がりますが、一覧性は紙ベースの方が優れている面があります。
なので私はその両方で管理しています。つまり、書類はデータと紙でほぼ完全にダブっています。
おまけにデータは、Evernote上のノートと、Dropbox内のpdfファイルとの二重管理です。
紙の方は、テプラで表題を記した同一規格のキングジムのファイルをずらっと並べ、分類して保管しています。
ペーパーレス化に逆行しているぞ、というご指摘は甘んじて受けましょう。明らかに資源の無駄遣いです。
よくそんな面倒なことするな、というご指摘もごもっとも。現に面倒です。明らかに時間も無駄遣いです。
最大の問題は、EvernoteとDopboxとキングジムの3カ所に、実は全てが揃っていないということです。
なにしろ面倒な作業なので、あちこちで「抜け」が出るのです。後でやろうと思っても、よく忘れます。
3カ所のうちどこか2カ所、最悪でも1カ所には文書があるはずだと、ムダな捜し物をすることもしばしばです。
こういうのを「虻蜂取らず」というのでしょうか。3つなので何と言えばよいのでしょう。虻と蜂と、あと何?
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