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寒暖差が辛い日々です

雨のしょぼ降る、肌寒い一日でした。つい先週、BBQをした日はかなり暑かったんですけどね。
その雨が降り止んだ合間に、黄砂で汚れた愛車を洗っていたら、途中から小雨が降り出して体が冷えました。
帰宅後すぐ、熱い風呂で体を温めたかと思えば、こんどは冷たいビールをいま飲んでいるところです。
「熱い、温かい、冷たい」と「暑い、暖かい、寒い」の使い分けは、いまさらここで書くまでもありません。
まとめるなら、体の部分や心で感じるのが前者、体全体で感じるのが後者だと、おおむね理解されています。
「熱い」人と言えばたいてい好意的な表現ですが、「暑い」だと逆のニュアンスがありますね。
「冷たい」言葉は人の心を刺しますが、オヤジギャグは受け手の全身に影響するので「寒い」のでしょう。
「このところ寒暖差が大きいから風邪を引いただけです」と、コロナやインフルの検査を拒む発熱者がいます。
たしかにそうでしょうとも。間違いじゃありませんが、少し説明をして理解を深めていただきます。
寒暖差で体力が奪われ、免疫力が低下したせいで、おそらくウイルス感染症に罹ったんじゃないですかと。
そのウイルスが風邪のウイルスかコロナのウイルスかは、もはや確率の問題です。症状では区別がつきません。
とは言え、ひと頃は8割を超えていた当院発熱外来のコロナ陽性率も、今は1割弱程度に下がっています。
高熱の子どもが多いですが、そのほとんどがコロナでもインフルでもアデノでもない、名も無い風邪です。
このように陽性率が低下し、しかも来月から検査の公費負担がなくなるなら、検査数自体が激減しそうです。
8月頃には「第9波」が来ると予測されていますが、「だから何?」みたいな世の中になるのかもしれません。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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