「大阪・関西万博」に行って来ました。日帰りなので現地滞在時間は短かったですが、十分に楽しめました。
ほぼ全区画を歩きました。現地での歩数は約1万4千歩。今日は、私が感じたことをいくつか書いてみます。
(1)大屋根リングには、なかなか登れない上の段があった。しかも地獄。
大阪は快晴でした。最高36度。めっちゃ暑い。まずはリングに上がるわけですね、全体を見渡すためにも。
エスカレーターで後ろを振り返ると、多くのパビリオンが俯瞰で見えてきて、思わず「おおっ」と声が出ます。
ところが、そのエスカレーターやエレベーターで登れるリングとは別に、外周に「上の段」があるのです。
さらにその、格段に景色が良いと期待される上の段への昇降口が、とても限られています。なかなが登れない。
逆に言うなら、ひとたび上の段に登ったが最後、景色は良いけど炎天下を延々と歩かなければなりません。
(2)主だったパビリオンはみな、大行列。レストランも行列か、早々に受け付け終了。
私は抽選で当たっていた「オーストラリアパビリオン」に入りました。待ち時間ゼロです。すぐ入れました。
ところが、その脇には「予約外」で入場しようとする人たちの大行列がありました。
行列はあまり動いている様子は無く、つまり予約優先なのです。炎天下や雨天でこれでは辛いでしょう。
「並ばない万博」というのは、数少ない予約枠を獲得できた場合の話。ほとんどの方には「並ぶ万博」です。
私の予約はオーストラリアパビリオンだけ。並びたくなかったので、他のパビリオンには入りませんでした。
(3)あまり並ばなくても入れる「コモンズ館」は、涼むための場所と心得よ。
複数の国のブースが同居しているコモンズ館には、行列はできていませんでした。平日だったからでしょうか。
各国の民芸品などが展示してあります。国の数は多く、1国10秒~20秒のペースで見て回った感じです。
1970年の大阪万博では、このような小国の小さなパビリオンが楽しかった記憶があるのですが、期待外れ。
記念品もパンフも何もありません。ひと言で言えば、つまんない。ただし、涼しい。生き返るほど涼しい。
(4)パビリオンに併設されたレストランは、ほとんどだれでも利用可。ただし、何を食べても値段がすごい。
オーストラリアパビリオン横で、クロコダイルロールを注文。1,650円なり。ツナ味?
英国パビリオン横で、缶ビールを1本、値段も確かめずクレカでピッ。あとで明細見たら、1,500円。はぁ?
キッチンカーで売ってた、宇治金時ソフトクリームを食べました。美味しかったけど、1,800円はどうなの。
予約済の1つか2つのパビリオンの他に、あと何館入れるかは、体力勝負ということになります。
帰りの空港行きバスの中で、家族連れの子どもがつぶやいたひと言が刺さります。「面白くなかった…」と。
万博に行って来ました
目次
コメント