A「こないだ、うちの奥さんとペアルックのスニーカーを買いに行ったわけよ」
B「ヒューヒュー!」(←古いけど、良いツッコミ)
A「まあまあ(と少し照れてみせる)、で、近所のゼビオに行ってさあ」
C「あっ、あそこ改装して、1階にペットショップができたよね」(←話の腰を折る、悪いツッコミ)
A「できたね。行ってみたけど、子犬がみんな可愛かった」(←しょうがなく、いったん話に乗る)
B「で、スニーカーはどうなったの?」(←嬉しいフォロー)
C「あと、ロフトもできてたね」(←負けてない)
A「そうそう。ついつい色々買ってしもうた」(←弱腰)
ここまで来ると、スニーカーの話に戻すには勇気が要ります。オチがよほど面白くなければならないからです。
そうでなくても私は、折られたら折られた方向に流される弱腰、いや、仙谷由人流に言う「柳腰」なのです。
冒頭の会話はほぼ創作ですが、家人とお揃いのスニーカーを買いに、ゼビオに行った部分は事実です。
普段そんな恥ずかしい買い物はしないのですが、海外旅行前の準備とあって、舞い上がっていたのです。
じっくり時間をかけて、ニューバランスのグレーのスニーカーを選び、2足購入。帰宅して驚きました。
玄関に、その2足とまったく同じ型の、グレーのニューバランスのスニーカーがあったからです。娘のです。
ていうオチじゃ、ダメですかね、実話なんですけど。
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