大韓航空が、機内でのピーナッツ提供を中止した話。
ナッツアレルギーの乗客が、周囲でナッツを配るのをやめるよう求めたら降機させられた事件が発端です。
批判が集中したのでナッツの提供を止めたといいますが、そういう問題じゃないでしょう。
じゃあ今度、小麦粉アレルギーの乗客とトラブったら、パンもパスタもクッキーも、全部提供中止にしますか?
キムチアレルギーだったらどうしますか。
現場の対応の問題なのに、過剰に反省してみせるところが逆に変。会社の体質に問題がありそうです。
ところで今日私は、某空港でひどい目に遭いました。搭乗する時にゲートが通れなくなってしまったのです。
搭乗券とか、スマホとか、ICカードをかざすと、ポーンとか音がしてゲートが開く、あの搭乗口です。
私がICカードでタッチするとしかし、ピピピッ、と警告音。やり直してもピピピッ。もう1回しても同じ。
気がつけば私の後ろには長蛇の列。あのオッサン何しとんのや、という目つきで、皆さん私をにらんでいます。
あわてて係員が私を脇へ誘導。「カードではなく搭乗券はお持ちですか」「持ってません」
前にも書いたように、少なくとも国内線では、保安検査場も搭乗口も、私はいつもICカードを使っています。
今日は珍しくカウンターで「乗り継ぎ」手続きをしたのですが、それでも「カードで搭乗できます」と係員。
通常は、何かの手続きをした場合は、その手続き後に発行される搭乗券のみが、以後有効となるはずなのに。
そういぶかしく思っていたところ、案の定、カードで搭乗しようとしたら警告音が鳴ったというわけです。
搭乗口の係員が、この場で搭乗券を発行しますので少しお待ちくださいと言いますが、私は納得できません。
そこからスタスタ歩いて乗り継ぎカウンターまで戻り、いったいどういうことかと詰め寄ります。
詰め寄られても困るでしょうけどね。対応した係員の勘違いだったようですと、係員の上司が平身低頭。
今後気をつけていただきたい、とかなんとか言いつつ私は搭乗券を受け取り、搭乗口まで戻って、驚きました。
ちょうど最後の乗客が搭乗するところだったからです。
あれ以上、あと1分でも長く文句を言ってたら、私はきっと館内放送で呼び出されていたことでしょう。
保安検査後に搭乗口に現れない乗客を待つ時間だけ、飛行機の出発が遅延します。とんでもない大迷惑です。
私はあやうく全乗客に迷惑をかける、自己中のクレーマーになるところでした。反省。
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