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ランドサット

地球上の史上最低気温は何℃か、考えたこともなかったですが、マイナス93.2℃だそうです。
このたびNASAが発表したのは、3年前の南極での気温です。
「ランドサット8号」の観測データから解析したそうですが、それにしてもだいぶ時間がかかったものです。
ランドサットは、NASAが開発した地球観測衛星です。地球をぐるぐると周回してくまなく撮影しています。
このデータは、防災や環境監視や農林水産業に活用することができます。
日本の産業技術総合研究所(産総研)は、日本上空通過時のランドサットのデータを受信しています。
受信したデータは先月から、リアルタイム(2時間以内)で、ネット上に無料で公開されているようです。
ランドサットのデータを直接受信するのは、熊本の東海大学宇宙情報センターのパラボラアンテナです。
これが高速ネットワーク回線を介して産総研に送信され、画像処理されて、ネット公開される仕組みです。
また出ましたね、東海大のパラボラアンテナ。地球外知的生命探査(SETI)にも参画している、あの施設です。
宇宙人との交信という突拍子もない研究だけでなく、もっと普通に社会に役立つ仕事もしているみたいです。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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