自転車通勤をしていると、いろんな発見がありますが、身をもって感じるのは道路の勾配です。
車で走るときはなんてことのない、ちょっとした登り坂が、けっこうキツイ難所だったりします。
いや、私は電動アシストなので、立ちこぎしている高校生諸君を尻目に、スイスイ登っていきますけどね。
自転車で爽快なのは下り坂です。朝の通勤路にも長い下り区間があり、信号も少ないので快適です。
だんだんと加速していきますが、減速するのがもったいなくて、そこそこ高速のまま走ります。
でもやがて、前を行く高校生に追いついてしまい、結局、スピードを落とすはめになります。
いったい、私と高校生のどこが違うのか。自転車の「走行抵抗」について分析してみました。
(1)転がり抵抗
私はマウンテンバイクなので、タイヤは太くブロックパターン。抵抗は大きいです。明らかに不利です。
(2)内部抵抗
電動アシスト車では、駆動装置がモーターにもつながっているので、あちこちに余計な内部抵抗がありそう。
(3)空気抵抗
私の方が「前面投影面積」が大きいし(太っているし)、高校生の方が「CD値」が低い(坊主頭)。
(4)勾配抵抗
勾配抵抗は車両総重量に比例します。上り坂では抵抗ですが、下り坂では逆に推進力として作用します。
つまり私の場合、(1)から(3)の不利を凌駕するほど、(4)で有利なのでした。体重が重いので。
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