御嶽山が、今日の昼前に噴火しました。複数の登山者が重傷を負ったようです。
今月に入って火山性地震が増加し、注意喚起はなされていたものの、今日の噴火は予想できませんでした。
地震とは異なり、限られた場所で起きる火山噴火ぐらい、予知ができるようになってほしいものです。
思い出すのは3年8カ月前。新燃岳が噴火したことを、ブログに取り上げたことがあります。
噴火はしばらく続き、少し落ち着いたかなと思った頃に、東日本大震災が起きました。
あとで考えたら、地震の前兆として噴火が起きたのではないかと、そのようにも思えるタイミングでした。
それならば、首都直下型地震の前兆は、おそらく富士山噴火であろうと、そのような話も飛び出しました。
このたびの御嶽山の噴火が、何かの予兆なのか、そうでないのか。それは後になってから、わかることです。
身近な山で言うなら、世界ジオパークに認定されたばかりの、阿蘇があります。これも巨大な火山です。
私のサイクリングコースなので、もしも噴火の兆候があるときは、早めに教えて欲しいものです。
ところで、阿蘇(ASO)の語源は、アイヌ語の “a-so(燃える岩、火を噴く山)” だという説があります。
あるいは南洋の、 “aso(煙)” から来ているという説もあります。
同じく火山の浅間山(ASAMA)とも、最初の2文字 “AS” が共通しており、同語源ともいわれます。
この “AS” がまた、英語の “ASH(灰)” と同根、という説もあって、ますます興味深いですね。
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