この時期、からだじゅうを蚊に刺されて、ひどい状態で来院するお子さんがいます。
蚊は人間の呼気の二酸化炭素を頼りに集まってくるそうですが、汗の臭いや体温も重要な誘引因子です。
大人よりも体温が高く、遊び回って汗をかく子どもがが蚊に刺されやすいのは、そういうわけなのでしょう。
わが家の庭に出ると、すぐ蚊に刺されてしまいます。生垣が伸び放題、雑草が生え放題で、蚊が多いからです。
ちょっとした用でごく短時間だけ庭に出るときは、なるべく早足で歩いて、できれば息を止めます。
虫コナーズや蚊取り線香は、屋外で使っても有効成分がすぐに拡散してしまうので、有効性は低いようです。
庭でバーベキューの際には、虫よけスプレーが必須です。うっかりスプレーし忘れたときに、よく刺されます。
体温や汗や二酸化炭素のほかに、虫は光に集まってくる性質があります。
その理由は、虫が飛ぶときの基準である月と勘違いしているとか、仲間と集まるためだとか、諸説あります。
若者がコンビニに、オジサンたちがネオン街に集まるのと、ある意味同じかもしれません。
ただし、虫に見えるのは紫外線です。だから紫外線をほとんど出さないLEDには、集まりにくいそうです。
虫たちのそのような性質を利用して、紫外線と二酸化炭素を出す、虫集め装置があります。
これは効果がありそう。わが家の庭にも1台設置しようと思い、さっそくネットで発注・・・
いやその前に、念のため、商品レビューを閲覧。すると、蚊よりも蛾ばかり採れるという意見が多数あり。
気持ち悪いので、買うのはやめました。ご近所の蛾まで全部、わが家におびき寄せて採取したくはないので。
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