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阿蘇一周してみた

震災後はずっと、ドライブを控えていましたが、今日は久しぶりに、阿蘇を一周してみました。
サイクリングのときと同様に、まず、私の好きな豊後街道からスタートし、阿蘇外輪山の北西部分に達します。
道路と平行に走る「清正公道公園」が、本来の豊後街道の痕跡なのですが、ブルーシートがかかっていました。
外敵を攻撃しやすい「凹型」構造が特徴の「清正公道」は、震災で両側の崖が崩落したのかもしれません。
二重峠で豊後街道を離れ、そのまま「ミルクロード」として、草原の中を快走します。
まだ緑色の草原と、黄金色に輝くススキが広がり、時間帯がよかったのか、無数の赤牛が草を食んでいます。
例の、「ロール・ベール・ラップ・サイロ」が、沿道にたくさん積まれています。
その側面には、「がんばろう熊本」の文字が書かれたものもありました。
あちこちで、道路の補修行為が行われていました。「ラピュタの道」はまだ、通行止めです。
以前は間違えて入り込んだ「マゼノミステリーロード」を、今日は意図的に走りました。
震災後、国道57号の迂回路になっているミルクロードは交通量が増えていますが、マゼノはガラガラです。
南小国で昼食。今回も「吾亦紅(われもこう)」。新そばの、極太あんかけ地鶏そばで、満腹になりました。
午後は外輪山を越えてカルデラに入り、阿蘇神社に参拝。倒壊した楼門が痛々しい。でも参拝者多数でした。
そこから、根子岳の東側を回り込むコースで南下し、高森に向かいました。
道路には、「噴火警戒レベル3(入山規制)」の電光表示あり。見れば噴煙は東にたなびいています。
それまではサンルーフを開けて快適なドライブをしていましたが、念のため火山灰を防ぐためにルーフを・・・
閉じようかと思ったら、閉じない。なんと、大事なときに故障です。あれこれ工夫して、無理矢理閉じる。
南阿蘇村で、南側の迂回路「グリーンロード」に入り、西原村の南側を走って益城町の東側に到着。
ミルクロードもグリーンロードも、なかなか険しい道ですが、今はかなりの交通量。大型車も多くバスも走る。
これらの山道が生き残って迂回路となり、メインの国道や新しい俵山バイパスが使えないとは皮肉な話です。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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