不法行為とは承知で、おととい近所の「美容室」で「理髪」をしてもらいました。どうかご容赦願います。
その店での支払いはいつも、「VISAタッチ」決済です。タッチとはいいますが、ほぼ「タッチレス」です。
キャッシュカードを店員に手渡さなくてもいいし、コンビニのように機械に差し込む必要すらありません。
スマホのロックを解除してアプリを立ち上げてボタンをタップしてQRコードを読み取る、という作業も不要。
iPhone(ロック状態可)を右手に持ち、親指でサイドボタンを2度押しし、顔認証が終わったらタッチする。
という決済を、最近は出先(空港など)でいつもやっているのですが、今回はうまくいきませんでした。
認証までは進むのに、最後の画面で「失敗」の表示。通信エラーか機械の不具合か。店員さん大慌てです。
結局、キャッシュカードを店員に手渡し、コードを入力するという、まったく不本意な決済となりました。
帰宅中に確認してみたら、ありゃま、残高不足でしたね。店員さんには、お騒がせしてすみませんでした。
なんとなく面倒で、まだ「オートチャージ」に設定していなかったのです、私としたことが。
ちなみに私が「VISAタッチ」推しなのは、FeliCaじゃないので海外でもそのまま使えるという点です。
日本のキャッシュレス決済比率は、2022年時点で36%だとか。韓国の95%や中国の84%と比べると大違い。
コロナ禍の給付金等でも露呈したように、日本は社会の仕組みではIT後進国です。悲しいほど出遅れています。
その原因はさまざまですが、新機軸に対して漠然と不安を抱くという国民性が、根底にあるのかもしれません。
キャッシュレス決済の「利便性」よりも、何か弊害がありそうだという「懸念」の方が先に立つのです。
ちょうど、「有効性(効果)」よりも「安全性(副作用)」の方を重視する、ワクチンの場合と同じです。
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