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忖度と日本人

土壌汚染がからむ土地取引問題。ニュースをちょっと聞いただけでは、森友か豊洲か判別が難しいこの頃です。
とくに森友問題では、最近やたらと目立ってきたキーワードがありますね。
忖度
「そんたく」だけでなく、「じゅんど」とも読むらしい。他人の心をおしはかること。
今年の流行語大賞はこれで決まり、とまで言われてます。語呂がいいし、ようやく漢字にも慣れました。
現時点では「頭高型」アクセントですが、そのうち「忖度すんじゃね?」などを経由して「平板化」しそう。
「忖度民族」
日本人の気質なのか、多くを言わずとも気持ちが伝わるので、政治や行政など多くの局面が忖度だらけです。
「過剰忖度」
忖度されたことがむしろ迷惑。余計なお世話と感じる忖度。首相はいま、この立場を貫いていると思われます。
「忖度殺し」
された側が世間に批判されるような露骨な忖度をして、相手を窮地に追い込む手法。「ほめ殺し」の類義語。
「忖度勘定」
見返りを求めない忖度など、たぶん無いでしょう。いつか自分の利益につながると思って、忖度するのです。
「博多忖度」
とくに福岡における忖度のこと。大型連休中の祭と混同されやすい。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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