その話はもう結構と言われそうですが、欠航がけっこう広がってるので、この話題の掲載を決行します。
ニュースでも報じられているように、ANAはいま、大量の欠航便が出て大混乱しています。
原因は、台風や落雷や滑走路の穴や自衛隊機のパンクではありません。エンジンの不具合です。重大事案です。
「トレント1000」という型式のエンジンを搭載したボーイング787型機が、一斉に整備改修を行っています。
B787は、GEまたはRR(ロールスロイス)製のエンジンを使っており、トレント1000はRR製です。
積極的にトレント1000のB787を導入したANAは被害者でもあるのですが、本当の被害者は乗客ですからね。
ちなみにJALのB787はすべてGE製エンジンなので事なきを得て、いまや対岸の火事を見ている様相です。
今月は合計619便が既に欠航したか、または欠航が決定。来月も378便が欠航するとANAが発表しました。
欠航は合計で約1000便。トレント1000ならぬ、「乗れんと?」1000便です。
巻き込まれたらイヤだなぁと、ずっと思ってたのですが、結局、巻き込まれました。明日の東京行きです。
ANAから先日、欠航の連絡メールが来ました。別便に振り替えるか、それとも払い戻すかと迫って来ます。
ところが、振り替えで対処しようと、ANAマイレージ会員用の番号に電話しても、ずっとつながりません。
保留の音楽(葉加瀬太郎の『Another Sky』)を、40分以上も聞かされたあげく、ついに諦めました。
ホントは好きだったこの曲が、ちょっと嫌いになりました。
そのあとで、ためしに一般の、非会員用の方に電話したら、20分でつながりました。
非会員用よりも、会員専用の電話の方が混み合ってサービスが悪くなるという逆転現象が起きています。
これはちょうど、高速道路の料金所で、ETCのゲートだけがやたらと混み合ってるような感じです。
ANAには適当な振替便がなかったので、JALに振り替えることになりました。
最近、ANAにばかり乗ってたので、JALに乗るのはかれこれ十数年ぶりです。
先週あわててJALのマイレージ会員になりました。せっかく乗るならマイルを得ようという、貧乏人根性です。
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