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名前が回文

個人が特定されては困るので具体的には書けませんが、名前が回文の方に出会いました。
回文というのは、上から読んでも下から読んでも同じになる言葉、のことですね。
たとえば「成田里奈(なりたりな)」とか「今井麻衣(いまいまい)」みたいな名前です(←これは例です)。
そうそう、「木ノ葉のこ」なんて人もいましたね。
「秦文枝(しんぶんし)」とか「竹藪焼太(たけやぶやけた)」なんて名前も、まさに伝統的回文名です。
そこで、登録患者数が23,908人の当院の患者データベスの中から、回文名の方を探してみました。
まず、回文検索用の関数を考える必要がありますが、これはさほど難しくはありません。
「せい」フィールドと「めい」フィールドにおいて、
「せいの最初の文字=めいの最後の文字、かつ、せいの2番目の文字=めいの最後から2番目の文字」
で検索できるように仕組んだところ、候補が22名まで絞り込まれました。
しかしこのうちの回文名は、たったの2人でした。その確率は、およそ1万2千人に1人ということになります。
その2人のうち1人は、姓が4文字・名が3文字の、かなり高度な回文でした。
私の名前で例えて言うなら、「鶴原春津(つるはらはるつ)」みたいなものです。
そのお子さんのご両親は、命名の際にはきっと、回文を意識したことでしょうね。私なら絶対そう。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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