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「ドッグラン」に出かけて散歩して帰って来たの巻

愛犬「花ちゃん」の、今日は5歳の誕生日でした。中型犬で5歳と言えば、人間では38歳に相当するとか。
幼いときにペットショップのケージの中で熊本地震を経験した後、2016年の5月にわが家にやって来ました。
花ちゃんは忠実な番犬です。庭や近隣を常に監視しており、宅配便の車などが来ると猛然と吠え始めます。
庭に出ている時に外来者が来たら、芝生の上を走り回りながら吠え続けて威嚇します。優秀かつ勇猛です。
誕生祝いに今日は、郊外の「ドッグラン」に連れて行きました。
穏やかな日差しの下で芝生を疾走したり、別の犬とじゃれ合ったり、そんな姿を想像して出かけたのでした。
ところが現地には、他の犬が誰も来てませんでした。広く寒々しい空き地を、ただ1人で散歩しただけでした。
それ以前に、出かけるときから車の中で、花ちゃんはずっとブルブル震え、ハアハア息をしていました。
多分これから、動物病院に連れて行かれると思ったのでしょう。ビビり上がって、おびえていました。
自宅に居るときは勇猛果敢な番犬ですが、ひとたび野外に出ると、実は温厚で優しくてビビりなのです。
現地に到着してリードを外しても、走り出すわけでもなく、まるでリードが着いている時と同じ歩き方です。
日頃の散歩の時のようにクンクン匂いを嗅ぐ仕草もなく、ただ、ブラブラと行ったり来たりの小一時間。
犬も飼い主も飽きたので、帰宅と相成りました。結局今日は、「ドッグラン」ならぬ「ドッグ走ラン」でした。

この記事を書いた人

医療法人ひまわり会 つるはらクリニック 院長

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